損したくないなら必見!振袖の買取相場や高価買取の条件と高く売るコツとは

成人式や卒業式などで振袖を購入しても、その後着用する機会はあまりないですよね。タンスにしまったままにしておくと、年月とともにシミやヤケが出てくることも。

振袖は着物の中でも高価買取が見込める高級な着物なので、着る予定がなければ、状態の良いうちに査定に出すのがおすすめです。

これから振袖を売ろうと検討している方のために、買取相場や、高額になる振袖の特徴、少しでも高くうるコツについてご紹介します。

振袖とはどんな着物?

振袖とは、袖の長い華やかな柄の着物です。江戸時代に名称が生まれ、もともとは子供と18歳までの未婚女性のみが着用するものでしたが、現代は年齢に関係なく未婚女性が着用する着物となりました。

振袖の「格」

着物には「格」という、ランク付けのようなものがあります。振袖は未婚女性の第一礼装で、結婚式や冠婚葬祭などの正式な式典で着用される最も格の高い着物です。

生地と柄の特徴

振袖の多くは縮緬(表面に細かいしぼのある絹織物)や綸子(撚っていない糸を用いた柔らかく光沢のある絹織物)などの正絹の織物で作られています。現代は、正絹のほかに比較的安価なポリエステルも用いられます。

柄は絵羽模様が主流で、着物を広げた時に1枚の絵のように柄が縫い目をまたいでつながっているのが特徴です。高級なものでは友禅染めや型染め、刺繍、箔置きなどの技法が用いられます。

古典柄などモダンで華やかな柄も、振袖の特徴です。

振袖の種類は大きく分けて三つ

振袖には袖の長さによって三つの種類があり、袖が長いものほど格が高くなります。

1)大振袖(袖の長さが足のくるぶしあたりまであるもの)

2)中振袖(袖の長さがふくらはぎあたりまであるもの)

3)小振袖(袖の長さが約76〜86センチのもの)

振袖を着用するシーン

振袖は成人式や結婚式、お見合いや結納、パーティー、卒業式など正式な式典で着用します。

一番格の高い大振袖は、お色直し用の花嫁衣装としても着用できます。成人式では中振袖が主流で、卒業式で袴と合わせて着る振袖は小振袖が多いですが、中振袖を合わせても華やかでよいですね。

また、7歳女児が七五三に着る着物も子ども用の振袖です。

振袖の買取相場

振袖の買取相場は、めやすとしては購入金額の1割程度といわれています。ただし、実際には状態や着物の価値により買取価格には大きな差が出ます。

例えば、状態の悪いものやポリエステルなどは業者によっては値がつかないこともある一方、人気の作家物や手描き友禅、総絞りなど価値のある振袖は10万円〜数十万円の値段が付く場合もあるといった具合です。

また査定員の着物の知識によっても価格に差が出るため、ほとんどの買取店で実施されている無料査定サービスをご利用し、比較検討してみるのもおすすめです。

高く売れる振袖5つのポイント

高く売れる振袖には、いくつか傾向があります。以下に高価買取が期待できる振袖の5つのポイントをまとめたので、お手持ちの振袖と照らし合わせてみてください。

状態がよい振袖

着物は保管状態により、シミやヤケなどができてしまうことあります。振袖だけでなく着物全般にいえることですが、状態がよい、または未使用に近いものは高価買取が期待できます。

サイズが十分にある振袖

サイズが十分にある振袖は仕立直しにより再利用ができるので需要が多く、高価買取が期待できます。十分なサイズの目安は、身丈がおよそ155cm以上、裄丈(首の中心〜手首側の袖先まで)が65cm以上です。

着物は基本的にひとりひとりの体型に合わせて誂えるので、小柄な人に合わせて作った着物は仕立直しができず需要が少なくなります。特に昔の日本人は現代人よりも小柄なため、昭和や大正に作られたアンティークの振袖はサイズが小さい場合が多いです。

伝統工芸品や作家作品の振袖

京友禅や加賀友禅、東京友禅に代表される友禅染め、特に「手描き友禅」は手作業で工程が多く手間のかかる技法なので、価値が高いです。

ほかにも、全て職人の手作業で模様が作り出される総絞りの振袖などは状態が良ければ高価買取が期待できます。伝統工芸品として有名な大島紬や結城紬もシックな印象ですが振袖も生産しており、希少価値があります。

作家物では羽田登喜男や木村雨山といった人間国宝や松井青々、久保田一竹をはじめとする人気作家の着物も高価買取の対象で、ものによっては10万円〜数10万円の値段がつくこともあります。

大手百貨店や老舗呉服店であつらえた振袖

高島屋や三越、大丸などの大手百貨店や、千總(ちそう)、銀座越後屋、大羊居をはじめとする老舗呉服店であつらえた着物は職人により丁寧に仕立てられています。

そのため「どこであつらえた着物か」も、高価買取の基準になります。

明治から大正時代のアンティーク振袖

この時代のアンティーク振袖で状態の良いものはほとんど残っていないので、希少価値があります。アンティーク着物自体は昨今のレトロブームにより、現代にはない柄で他の人とかぶらないというメリットがあり人気です。

また状態に不安がある場合でも、すでに生産されていない生地は貴重でリメイクの用途を見越して買い取る業者もいるので、諦めずに査定に出してみましょう。

お手持ちの振袖をできるだけ高く売るコツ

ご自宅で眠っている振袖を少しでも高く売るために、おさえておきたいコツをご紹介します。

着物買取の実績が豊富な業者に依頼する

着物の買取は、状態のほかにも技法や織りの目利き、産地や作家の見極め、さらには市場の動向までを視野に入れて多角的に査定する専門知識が必要です。そのため、安易にお近くのリサイクル業者に持ち込むと価値が分からず買い叩かれてしまう可能性が高いです。

着物の買取は、着物の買取を専門に行う業者か、着物の買取実績が豊富な業者に任せると安心です。

無料査定を行うお店が多いため、数社から見積りをとって比較検討すると確実です。

証紙があれば一緒に提出する

加賀友禅や京友禅などの伝統工芸品や有名作家による高級な振袖の場合、本物であることを証明する「証紙」がついています。ハギレに付けているものもあれば、着物を包むたとう紙に入っていることもあります。

お手元にある場合は一緒に査定に出すことで、買取価格が高くなります。万が一なくなっていても、プロの鑑定士が在籍する着物の買取専門業者であれば、実際に振袖をみて判断できるでしょう。

小物もまとめて査定に出す

和装小物も一緒に買取可能な業者の場合は、振袖だけでなく、襦袢や帯、草履やバッグなど一式も一緒に出すことで単品で売るよりも買取価格が多少上がります。

なかには着物しか買取を受け付けない業者もあるので、事前の確認が必要です。

売る時期をえらぶ

成人式のための振袖は、毎年1年以上前から準備する方が多かったのが、2022年の新成人は前年の1月〜3月が最も多く、遅くなっている傾向にあります。これは、コロナ禍で成人式が延期や中止になるリスクがあることが要因です。

しばらくは1月〜3月に需要が高まると考えられ、また、学生は母親と一緒に選びに行く人が多いことから、冬休みや春休みの帰省時に振袖を決める人が多いです。

これらをふまえると、振袖の需要が最も高まる時期は12月〜3月だと考えられるので、成人式で主流の振袖は、需要が高くなる少し前の11月〜3月あたりを狙うと高く売れる可能性があります

参考:PR TIMES

なるべく早く査定に出す

タンスにしまったままの着物は、年月とともにシミやヤケがついてしまうことがよくあるので、売りに出すと決めたら、なるべく早く売ることをおすすめします。流行の柄をお持ちの方は特に、需要があるうちに早めに売ってしまうとよいでしょう。

保管する時は、振袖をきれいに畳んでたとう紙の中に入れてからタンスにしまいましょう。

においをとる

長年保管したままの着物には、防虫剤などの独特なにおいが染みこんでしいることがよくあります。シミややけがない状態の良い振袖でも、においがきついのを理由に買取価格が下がることも。

対策としては、直射日光の当たらない場所で振袖をハンガーにかけて陰干ししましょう。

まとめ

振袖の基本情報と、買取相場、高く売れる振袖の特徴と少しでも高くうるコツについてお伝えしました。

振袖は新品で購入する時はとても高価な着物なので、なるべく適正な価格で1円でも高く売りたいもの。そのためには着物の専門知識をもった業者選びが大変重要です。

本サイトでは、地域ごとにおすすめの着物の買取業者もご紹介しています。ぜひ参考にして大切な着物を安心して任せられる業者を見つけてくださいね。

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